Research Activities

有機発光材料  ここで研究する学生のみなさんには、光エレクトロニクス技術に関する基礎知識を幅広く習得し、 これらの知識を元にして斬新な技術の開発を目指した研究課題にチャレンジして頂きたいと考えています。 作製から評価まで多様な実験を経験するとともに、 学会への参加や論文の精読を通じて世の中の最先端技術を知り、 技術者・研究者としての心構えを身に付けてもらいたいと思います。
 また、社会に出る直前の研究室生活では色んな経験を通じて考えの幅を広げることも大事です。 ゆったりとした環境の中、自発的積極的に行動し、メリハリの利いた研究生活を 過ごしてください。

People

研究室からの風景 教授  山下 兼一 (Kenichi Yamashita) ( Link )

博士前期課程2年生
 犬飼 剛也 (Takaya Inukai)
 塩冶 卓也 (Takuya Enna)
 林 亮太朗 (Ryotaro Hayashi)
博士前期課程1年生
 上園 晃平 (Kohei Uezono)
 大倉 黎巳 (Reo Ohkura)
 芝野 遼平 (Ryouhei Shibano)
 南谷 大悟 (Daigo Minamitani)
学部4年生
 小倉 大暉 (Taiki Ogura)
 中島 昂大 (Kota Nakajima)
 奥山 椋太 (Ryota Okuyama)

事務補佐員  堀留 千夏 (Chinatsu Horidome)

(2023年度)

Message

光エレクトロニクスに関する幅広い基礎知識の習得
この研究室で行っている研究は光エレクトロニクスデバイスの設計と作製から評価、解析など、 多くのステップが必要であり、もちろんそのためには様々な専門知識が必要となります。 特に、光波制御技術に基づいたデバイスの動作原理を理解するための 光エレクトロニクス 、光と物質の相互作用を理解するための 材料光物性 、そして固体中の電子の動きを理解するための 半導体デバイス工学 が重要となります。 これらの基礎知識をきっちりと身に付けるために、 短時間集中型の輪講形式ゼミ を週2回程度、 4回生向けとしては主に日本語の教科書を用いて行っています。 また、各自の研究に関する教員との グループミーティング を月1~2回程度、卒業論文・修士論文としての進捗状況を報告する 研究報告会 を2か月に1回程度実施しており、 その場では他の人の研究にも目を向けた 自由闊達な議論 を行っています。さらに、 関連研究分野の最新動向 を全員で欠かさずチェックすることで、研究室としての高い学術水準を維持しています。

最先端の技術開発を目指した研究課題にチャレンジ
この研究室では、有機光エレクトロニクスに関する斬新で特徴的な研究テーマを 卒業論文や修士論文として設定しています。 得られた結果は学会での発表や学術論文への投稿という正式な形で世の中に発信されることになります。 国内各地で年2回行われる 応用物理学会 での発表をメインイベントとして、 大学院生には実際に自分の研究成果を外部発表してもらっています。 さらには英語原著論文の執筆や国際会議での登壇発表もしてもらっており、 博士課程に進学した場合にはこれらを積極的に行っていくことになります。 もちろん、このような最先端の研究を行っていくにあたっては指導教員が最大限のサポートをします。

他の研究グループとの積極的な交流
この研究室では、より優れた成果を上げるために、他のグループとの積極的な研究交流を行っています。 お互いの得意な部分で協力し合う共同研究や、同じ専門分野内での意見交換など形態は様々ですが、 学内他学科の研究室、他大学の研究グループ、そして民間企業の研究開発部門などと協力関係を築いています。 特に大学の研究室同士のコラボレーションとなる場合には、実際に研究を実施している学生同士での直接交流を推進しています。 また、 国外の最先端研究室とも共同研究しており、高い研究レベルを維持することができています。 これは優れた研究成果の達成のためばかりでなく、学生生活を送る上でも非常に刺激になることです。

研究室からの風景 メリハリの利いた研究室生活
研究室内での学生さんたちは(教員の知る限り)非常によく勉強します。 研究室も静かで落ち着いた立地環境にあり、研究活動に専念する雰囲気が代々受け継がれています。 その一方でオンオフの切り替えもしっかり行っており、定例の飲み会や学会先での打ち上げなどでは 先輩後輩が一緒になって大いに楽しんでいます。 また、学生実験や演習科目でのTA業務、外部での研究会や国際会議などの補助アルバイト業務も お願いしていますが、こういった活動も自分の経験値を高めるためには役立ちます。

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